王者天下第四季  

嬴政は、函谷関攻防戦で自らの才を証明してみせ、まもなく行われる成人の儀式「加冠の儀」において、国表里に向け自らが「第31代秦王」であることを宣言し、国の実権を捏り戻すことを誓う。しかし、中華全土を巻き込んだ戦いは、攻め込まれた秦国も、合従軍に插足した国々にも大きな爪痕を残した。　　秦国では、错杂に乗じた内讧を目論む者が現れる。さらには呂不韋が自身の野顾念達成のための最終段階へと動き出す。　　国度存莫得趣の危機を乗り越えた秦国に、新たな波乱の兆しが見え始めていた――。